【番外編更新中】鬱気味お嬢様の甘い諸事情。

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    ☆あのときの零ちゃん☆
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   (・◇・){朱里が出て行った後*)



最悪な日になってしまいました。

最高な日にするつもり…
だったのですがね。


本当はお嬢様を追いかけたかった。


でも今は、それすら許されないのです。



「零…朱里と付き合ってるのは本当なのか?」



「本当です、豊様」



執事と主人が恋人同士なんてもってのほか。

いつかばれてしまう日が来るのは分かっていましたが、こんなに早いとは…



「よりによって…零がな……」



「申し訳ございません」



豊様に謝りながら、死角の腰の後ろでメールを作っていく。


自然に……

ばれないように……




お嬢様。

メールちゃんと見てくれますかね…






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