【番外編更新中】鬱気味お嬢様の甘い諸事情。
「しゅりりんってやっぱり可愛い~♪ あたしの目に狂いはないわっ!」
いきなりすっぽりと抱きしめられた身体。
川野さ……レイの爽やかな柑橘系の爽やかな香りが鼻をくすぐる。
「…ぇ、ちょ…っ!?」
クラスメイトの女子たちが絡んでいるのを遠くから見ていた。
彼女たちがしていたことを、今。私もしているのだ。
…新鮮で、ドキドキする。
友達ってこんなものなのかしら?
「ちっちゃいし~♪ 可愛いし~♪ もう、人形にしたいっ!」
「に、人形?」
キラキラと目を輝かせながらあちこちを触る、レイのされるがままになってしまう。
返す言葉が見当たらず、彼女のされるがままになる。