【番外編更新中】鬱気味お嬢様の甘い諸事情。



.+・* あのときの零ちゃん Ⅵ *・+.


【朱里のベッドの上で 2】



「お嬢様?」


返ってくるのは、静かな寝息だけ。


嗚呼。眠ってしまったのですね。


雪のように白い肌が覗く胸元には、

私の印というキスマーク。



マーキングなんて久しぶりだったのですが、

……上手くできた気がします。



それにしても…


「私、放置ですか……」


幸せそうに眠るお嬢様の頬に優しくキスを落とす。



「クスッ」



ま…良しとしますか。


素直なお嬢様を見れましたしね。





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