【番外編更新中】鬱気味お嬢様の甘い諸事情。
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「何で零がいるのよ!? 別に呼んでないじゃない! それに私の下着…ッ変態執事ーーーっ!!!」
慌ててベッドのシーツを羽織り、身体を隠す。
このふしだら男。変態。エロ執事!
「イチゴがプリントされたパンツには、何にも興味がありませんので。ご安心ください」
「そういう問題じゃないのよ!」
「どういう問題ですか?」
言い返すことが出来なくなった私。
零をキッと睨めば、シーツの中でブラウスを手に通し短めに作られたチェックのスカートをはく。
シーツをベッドに投げ、ベージュのセーターを着て紺のブレザーを羽織る。
ここまではちゃんと一人で出来る範囲。
零に見せ付けるように着替え終えれば、じっと見つめた。
「リボンですね」
「ふん、察しがいいこと」
「いつものことでございます」
耳元でさらりと囁かれまた何も言えなくなってしまう。