四王寺学園記
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「…あさ…?」
あの後服を着て布団にもぐっていたらいつの間にか寝ていたらしい。
「…はぁ。」
「あれ?ご飯作り終わってる。」
楓の手元には作りあがって皿によそられているご飯やらお味噌汁やらが置かれていた。無意識のうちに作っていたらしい。
「おはよう。」
ガシガシと頭をかきながら相沢がキッチンに顔を出す。
「あ、おはようございます。」
「(普通に、挨拶、してしまった…!ていうか会長普通に…!)」
相沢はリビングでテレビを付けニュースを見ている。ソファの上でくつろぎモードだ。
コトン、
「…どうぞ。」
「ありがとう。」