金星
「ごめん……潤一、最近おかしーよね。どうしたの?」
パソコンの前に座ったままの俺の髪、
右耳、
首筋、
頬、
そして、唇へ。
その口に付着しているピンク色を俺に押し付ける。
「そんな気分じゃねーよ」
ため息をつきながらそう呟く俺を無視した沙耶子は、
俺の制服の白シャツを脱がしにかかった。
パソコンの前に座ったままの俺の髪、
右耳、
首筋、
頬、
そして、唇へ。
その口に付着しているピンク色を俺に押し付ける。
「そんな気分じゃねーよ」
ため息をつきながらそう呟く俺を無視した沙耶子は、
俺の制服の白シャツを脱がしにかかった。