金星

俺は急いでそこから離れ、後ろを振り向くと、

優奈の両親らしい夫婦がいた。


すると、

「ママ! パパも!? う~~~~」

と優奈が驚いて、しかも真っ赤な顔で唸っていた。


俺もびっくりしたため、頭の中がフリーズしてしまった。


そういえば、優奈が朋宏ってやつと上手く別れられたのって、

両親も協力してくれたから、って言ってたっけ。


あれから1ヶ月も経っていない。


げ、こいつにエロめのキスをしてるとこ、絶対見られた……。
< 344 / 358 >

この作品をシェア

pagetop