金星
まあ、自分の想いに気が付きながらも、

ヨシヤっていう友達に協力をしてあげたタケル。



見た目はハデだけど、いいやつだと思う。



「今日飲むか?」


俺はそう言って、次のタバコに

火をつけようとしているタケルの肩に手を置いた。


「おお~、心の友よ~!」


今日は親父帰ってこないし、タケルの酒に付き合ってやろうか、

と思ったが。


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