好きでした・・・ずっと・・・〜幼なじみ〜

｢今日は何買うの？｣
｢んっとねー。お泊まりようの下着でしょーそれから・・・｣
｢ちょっと待った！｣
｢ん？｣
｢お泊まりようの下着？｣｢うん！明日彼氏のところお泊まり！｣
｢それは〜・・・つまり〜・・・｣
｢そうなるね！｣
｢えー！！！｣
｢志穂うるさいよっ！初めてじゃないし。｣
｢えーーー！!!｣
｢志穂うるさいって！｣
｢あっごめん・・・｣


桜やったことあるんだ・・・なんかよくわかんないけど複雑・・・


｢志穂はまず彼氏つくらないとね！｣
｢・・・そのうちできるもん！｣
｢そりゃ志穂の男嫌いがなくなったらすぐでしょ？志穂可愛いんだし♪｣

・・・男嫌いというか、なんというか・・・。

｢あのこと・・・トラウマになってるよね？｣
｢うん…｣

桜はわたしのこと全部知ってる。学校の帰り道襲われそうになったことも・・・

｢まあ、それはしかたないけど、男嫌いを直すためにはまず彼氏つくることじゃない？｣
｢そうかな・・・｣
｢あたしはそれが一番早い方法だと思うけどね。｣
そうかもなあ・・・
｢でも無理につくるのはだめだからね！｣
｢うん・・・｣
｢とにかく悩んだときは相談してね！｣
｢・・・ありがとう｣


桜のこういうところが好きだ。本気で相談すると本気で考えて答えをだしてくれる。