好きでした・・・ずっと・・・〜幼なじみ〜
「ただいまー」
「おじゃましまーす」
・・・帰って来たー!!
今日は雄も一緒かな?
バタバタ・・・
「おっ、志穂ただ・・・」
「雄いらっしゃい!!」
わたしは弘兄のただいまなんてまったく聞かず満面の笑みを顔に浮かべ雄に言った。
「志穂ーお前また大きくなった?」
そう言って雄輝はわたしの髪をぐしゃぐしゃにする。
あのころのわたしはそれが嬉しくてしょうがなかった。