好きでした・・・ずっと・・・〜幼なじみ〜


【雄輝】

急に抱きつかれてだれかとおもったら・・・志穂だったんだ・・・


髪も伸びてて身長も高くなってるし、なんか可愛いっていうよりきれいになっててびっくりした。



「お母さん、いってらっしゃいってー。」

志穂は男の部屋にくるって意味わかってんのか?
っていうか俺だから安心してるとか?

んー・・・それはそれで悲しいな・・・


「車でここから30分ぐらいだから」

「はーい」


なんで志穂は今日あんなに走ってうちに来たんだろう・・・


「なんで今日家にいるって知ってた?」

「お母さんに聞いたの。」
「10年も前の人のことよく覚えてたなー。」

「うんー。雄は特別だったのかなー。」

なんだよそれ。

「なんであんなに走って・・・」

「会いたかったから」

「・・・え」

「よくわかんないけどすーっごく会いたくなったの」

・・・志穂って何者。
こっちが照れるし・・・


「志穂変わってないね。」「さっき雰囲気変わったって言ったのに!」

「んー、話してみるとそうでもなかった・・・ぶふ」

「ぶふって・・・」


何かあんまり変わってなくて良かった・・・
< 24 / 52 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop