好きでした・・・ずっと・・・〜幼なじみ〜
【雄輝】
急に抱きつかれてだれかとおもったら・・・志穂だったんだ・・・
髪も伸びてて身長も高くなってるし、なんか可愛いっていうよりきれいになっててびっくりした。
「お母さん、いってらっしゃいってー。」
志穂は男の部屋にくるって意味わかってんのか?
っていうか俺だから安心してるとか?
んー・・・それはそれで悲しいな・・・
「車でここから30分ぐらいだから」
「はーい」
なんで志穂は今日あんなに走ってうちに来たんだろう・・・
「なんで今日家にいるって知ってた?」
「お母さんに聞いたの。」
「10年も前の人のことよく覚えてたなー。」
「うんー。雄は特別だったのかなー。」
なんだよそれ。
「なんであんなに走って・・・」
「会いたかったから」
「・・・え」
「よくわかんないけどすーっごく会いたくなったの」
・・・志穂って何者。
こっちが照れるし・・・
「志穂変わってないね。」「さっき雰囲気変わったって言ったのに!」
「んー、話してみるとそうでもなかった・・・ぶふ」
「ぶふって・・・」
何かあんまり変わってなくて良かった・・・