《短編》決戦は2月14日
気がつくとくだらない話ばかりしていた。


先生に話す隙を与えないように。



いつもは短い二時間。


今日は永くて永くて息が止まりそう。


帰りがけ何か言いたそうな先生を見ないように、お母さんの後ろに隠れた。


バッグの中に隠れてるあたしのチョコと同じように…
< 36 / 68 >

この作品をシェア

pagetop