《短編》決戦は2月14日
先生が帰ったあたしの部屋はまだ先生の匂いが残ってる。


我慢してたものが一気に溢れた。


声が出ないように枕に顔を埋めた。

止めどなく流れる涙と声は枕が全て吸い込んでくれる。




何もなかったかのように……





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