《短編》決戦は2月14日
授業もやっとこの時間で終わり。

黒板上の時計とにらめっこ。

あと5分…

あと1分…


「終わったぁ〜。」

チャイムと一緒に叫んだあたしを担任の先生は一睨みして教室から出て行った。


ヤバかった。

クスクス笑いながら美緒が寄ってきた。

『華乃行こーか。』

「うん。」


学校を出て美緒の家に向かった。
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