双子月
朋香の髪は肩に付くか付かないか位だ。
栗毛色だが、それは地毛。
今日は見事にはねている。
30分格闘した末、ようやくいつもの感じに落ち着いた。
朝8時。
結局あの後眠れなかったので、光弘が来る前に部屋を片付け、気合いを入れて昼食を作る事にした。
まぁ片付けるといっても、AB型のAが強い朋香の部屋は、比較的綺麗に片付いている。
「洗濯…くらいかな。
後は掃除機でもかけるか。」
そう思ったのだが、洗濯物がない。
(………??)
タンスを開けてみると、昨日着た洋服が綺麗に畳まれて、ちょこんと並べられている。
実はこういう事はよくある。
睡眠薬と気分安定剤を服用しているせいか、朋香の記憶は時々曖昧だ。
タンスの中に昨日着た洋服が入っているのだから、昨夜洗濯した…のだろう。
大して困るような事でもなく、むしろラッキーだと思い、朋香は気にしない事にして引き出しを閉めた。
まずは簡単に朝食をとる事にし、キッチンに向かう。
「昼は…光弘の好きなホットケーキにしよっかな♪」
そういう訳で、必然的に朝は、ご飯と味噌汁に決まった。
何故か疲れが残っているものの、昨夜は夢も見なかったし、今日は気分良く1日を過ごせそうで朋香の顔は自然と綻んでいた。
栗毛色だが、それは地毛。
今日は見事にはねている。
30分格闘した末、ようやくいつもの感じに落ち着いた。
朝8時。
結局あの後眠れなかったので、光弘が来る前に部屋を片付け、気合いを入れて昼食を作る事にした。
まぁ片付けるといっても、AB型のAが強い朋香の部屋は、比較的綺麗に片付いている。
「洗濯…くらいかな。
後は掃除機でもかけるか。」
そう思ったのだが、洗濯物がない。
(………??)
タンスを開けてみると、昨日着た洋服が綺麗に畳まれて、ちょこんと並べられている。
実はこういう事はよくある。
睡眠薬と気分安定剤を服用しているせいか、朋香の記憶は時々曖昧だ。
タンスの中に昨日着た洋服が入っているのだから、昨夜洗濯した…のだろう。
大して困るような事でもなく、むしろラッキーだと思い、朋香は気にしない事にして引き出しを閉めた。
まずは簡単に朝食をとる事にし、キッチンに向かう。
「昼は…光弘の好きなホットケーキにしよっかな♪」
そういう訳で、必然的に朝は、ご飯と味噌汁に決まった。
何故か疲れが残っているものの、昨夜は夢も見なかったし、今日は気分良く1日を過ごせそうで朋香の顔は自然と綻んでいた。