双子月
6…くすぶる火種
学園祭翌日、月曜日、冬休み初日。
朋香はベッドから這い出て、ん~っと1つ伸びをした。
携帯を確認するが、やはり着信も受信メールもなかった。
時計を見ると11時。
「やば、12時に集合だった…」
まぁ、朋香の家からそんなに遠くはないので間に合うのだが。
顔を洗いに洗面所に行く。
鏡の中の自分に向かって、
「泣き虫、目が腫れてるぞ、ブス…」
と一言、言ってやった。
そんな訳で急いで準備をして、間に合う時間ギリギリまで濡らしたタオルで目の腫れを取ろうと必死だった。
しかしその努力虚しく、結局、少し腫れたまぶたで家を出た。
ほぼ4人同時に、喫茶店の前に着いた。
驚く事に、瑠璃子も目が腫れている。
美穂と真朝は、予想はしていたが、実際に目の前にすると焦ってしまっていた。
今日これから、どんな展開になるのか…
いつもなら楽しい休日のランチDAYも、今日ばかりは気分が重たい。
「とりあえず、中に入りましょうよ、寒いし。」
美穂が皆に促した。
朋香はベッドから這い出て、ん~っと1つ伸びをした。
携帯を確認するが、やはり着信も受信メールもなかった。
時計を見ると11時。
「やば、12時に集合だった…」
まぁ、朋香の家からそんなに遠くはないので間に合うのだが。
顔を洗いに洗面所に行く。
鏡の中の自分に向かって、
「泣き虫、目が腫れてるぞ、ブス…」
と一言、言ってやった。
そんな訳で急いで準備をして、間に合う時間ギリギリまで濡らしたタオルで目の腫れを取ろうと必死だった。
しかしその努力虚しく、結局、少し腫れたまぶたで家を出た。
ほぼ4人同時に、喫茶店の前に着いた。
驚く事に、瑠璃子も目が腫れている。
美穂と真朝は、予想はしていたが、実際に目の前にすると焦ってしまっていた。
今日これから、どんな展開になるのか…
いつもなら楽しい休日のランチDAYも、今日ばかりは気分が重たい。
「とりあえず、中に入りましょうよ、寒いし。」
美穂が皆に促した。