好き
真咲の家に着いた。
「おじゃまします・・・。」
「どうぞ、お姫様♪」
「姫・・・って」
「っいしょ!」
「う、うわぁ!」
いきなりお姫様だっこされてしまった。
「お、重いよ・・・?」
「は!? めっちゃ軽いやん!」
「やめ、て・・・。」
「静かにしなさい、お姫様!」
「ちょ・・・。」
私をかかえたまま階段を上った。
なのに、全く疲れない軽い足取りが、「男の人なんだな」って思わせる。
「お姫様? 到着ですよ!」
「え、あ、はい。」
「クスクス、かーわいい!」
「やめてよぉ!」
「よいしょ。」
そのままベットにおろされた。
そしてゆっくり倒された。
「いい・・・?」
「や、だめ!」
「そっか。」
「ごめん。」
起き上がってベットの端に座った。
「まー君?」
「・・・ん?」
「いつもごめんね?」
「何が?」
「まー君は、いつも笑顔で明るくて優しくて、
私が喜ぶことばっかりしてくれるのに、
私は・・・いつもごめんね?」
「何それ。 俺を振る気なん?」
「え!? 違う!」
「麻衣は・・・」
「ん?」
「いつも可愛くて元気でニコニコしてて、
俺に幸せをくれてるやろ?」
「そんなこと、ない。」
ちょっと真咲を覗き込んでみたら、真っ赤になって目をそらしてた。
私も今、真っ赤になってるんだろうな。
「麻衣が可愛くて・・・
愛しくてしょうがないんやけ!」
「え・・・?」
「中学の頃から好きやった。」
恥ずかしがって、ぶっきら棒に言い捨てた。
真咲、そんな事を言ってくれただけで、私はこんなに嬉しくなるの・・・。
中学の頃から、私を好きでいてくれたんだね?
真咲、ありがとう。
「私、いいところないでしょ?
なんで好きになってくれたの?」
「いいところだらけ。」
「例えば?」
「言えんしそんなん!
恥ずかしいんよ!
分からんの!?」
「あー、ごめん。」
「でも・・・、
1番好きなところは笑顔やけ。」
「え、がお・・・?」
「そう。 やけずっと笑っとって!」
「・・・うん!」
私は最高の笑顔を真咲に向けた。
「おじゃまします・・・。」
「どうぞ、お姫様♪」
「姫・・・って」
「っいしょ!」
「う、うわぁ!」
いきなりお姫様だっこされてしまった。
「お、重いよ・・・?」
「は!? めっちゃ軽いやん!」
「やめ、て・・・。」
「静かにしなさい、お姫様!」
「ちょ・・・。」
私をかかえたまま階段を上った。
なのに、全く疲れない軽い足取りが、「男の人なんだな」って思わせる。
「お姫様? 到着ですよ!」
「え、あ、はい。」
「クスクス、かーわいい!」
「やめてよぉ!」
「よいしょ。」
そのままベットにおろされた。
そしてゆっくり倒された。
「いい・・・?」
「や、だめ!」
「そっか。」
「ごめん。」
起き上がってベットの端に座った。
「まー君?」
「・・・ん?」
「いつもごめんね?」
「何が?」
「まー君は、いつも笑顔で明るくて優しくて、
私が喜ぶことばっかりしてくれるのに、
私は・・・いつもごめんね?」
「何それ。 俺を振る気なん?」
「え!? 違う!」
「麻衣は・・・」
「ん?」
「いつも可愛くて元気でニコニコしてて、
俺に幸せをくれてるやろ?」
「そんなこと、ない。」
ちょっと真咲を覗き込んでみたら、真っ赤になって目をそらしてた。
私も今、真っ赤になってるんだろうな。
「麻衣が可愛くて・・・
愛しくてしょうがないんやけ!」
「え・・・?」
「中学の頃から好きやった。」
恥ずかしがって、ぶっきら棒に言い捨てた。
真咲、そんな事を言ってくれただけで、私はこんなに嬉しくなるの・・・。
中学の頃から、私を好きでいてくれたんだね?
真咲、ありがとう。
「私、いいところないでしょ?
なんで好きになってくれたの?」
「いいところだらけ。」
「例えば?」
「言えんしそんなん!
恥ずかしいんよ!
分からんの!?」
「あー、ごめん。」
「でも・・・、
1番好きなところは笑顔やけ。」
「え、がお・・・?」
「そう。 やけずっと笑っとって!」
「・・・うん!」
私は最高の笑顔を真咲に向けた。