好き
「梅谷を泣かせたの俺やけ。って言いよった。」
「は!? いつ? 私泣いてないよ。」
「とにかく、会って話がしたいみたいやったよ!?」
「え、でも・・・。」
「大丈夫、行くよ!!」
私は、俊吾に出かける用意をさせられた。
家を連れ出されて、気づいたらどっかの公園。
「何? ここどこ?」
「優斗の家の前。」
「な、何で? やめてよ!」
「ごめん。でも優斗に頼まれたんよ。」
「・・・・・。」
「ちゃんと話せよ!?」
「・・・・・。」
少しして優斗が出てきた。
5分後、私は泣きながら走って帰った。
言わなくても分かるだろうけど、振られた。
わざわざ呼んで振るって、ひどくないですか!?
涙は怒りと悲しみのせいで止まらなかった。
そんな失恋を体験した、春休み初日だった・・・。
春休みは、親友の里奈と遊ぶことが多かった。
春休み7日目の今日も、里奈と遊んでいた。
里奈が私に初めて言ってくれたこと。
自分の好きな人のこと・・・。
今まで里奈には好きな人がいなかった。
私の好きな人は、小5の時から教えていた。
里奈にも好きな人ができたら、1番に教えてくれるといって言っていた。
今日がその日だった。
「里奈ね、気になる人がいる。」
真っ赤な顔をして里奈が言った。
里奈がかわいすぎる。
「え!だれだれ?」
「好きじゃないよ! 気になるだけ。」
「うん。 分かってるよ。」
「えっと、当てて?」
「え!? 分かんないなぁ?」
いろんな人を言ってみた。
なかなか当たらない。
「あーーー! 真咲!?」
「う、うん・・・。」
「そっかぁ! 真咲はカッコいい!」
「よね!?」
「うん、私もそう思うよ!!」
「優しいし、おもしろいし♪」
「なんで好きではないの?」
「え・・・!? さぁ??」
「まぁいいや! ありがとう。」
「約束してたからさ☆」
正直、失恋した後の「恋バナ」ってイヤだったのに、楽しかった!
それに真咲は、私もすごくいいと思う!
優斗がいなかったら好きだったかもしれない。
でも、振られてもまだ1番なんだと分かった。
「は!? いつ? 私泣いてないよ。」
「とにかく、会って話がしたいみたいやったよ!?」
「え、でも・・・。」
「大丈夫、行くよ!!」
私は、俊吾に出かける用意をさせられた。
家を連れ出されて、気づいたらどっかの公園。
「何? ここどこ?」
「優斗の家の前。」
「な、何で? やめてよ!」
「ごめん。でも優斗に頼まれたんよ。」
「・・・・・。」
「ちゃんと話せよ!?」
「・・・・・。」
少しして優斗が出てきた。
5分後、私は泣きながら走って帰った。
言わなくても分かるだろうけど、振られた。
わざわざ呼んで振るって、ひどくないですか!?
涙は怒りと悲しみのせいで止まらなかった。
そんな失恋を体験した、春休み初日だった・・・。
春休みは、親友の里奈と遊ぶことが多かった。
春休み7日目の今日も、里奈と遊んでいた。
里奈が私に初めて言ってくれたこと。
自分の好きな人のこと・・・。
今まで里奈には好きな人がいなかった。
私の好きな人は、小5の時から教えていた。
里奈にも好きな人ができたら、1番に教えてくれるといって言っていた。
今日がその日だった。
「里奈ね、気になる人がいる。」
真っ赤な顔をして里奈が言った。
里奈がかわいすぎる。
「え!だれだれ?」
「好きじゃないよ! 気になるだけ。」
「うん。 分かってるよ。」
「えっと、当てて?」
「え!? 分かんないなぁ?」
いろんな人を言ってみた。
なかなか当たらない。
「あーーー! 真咲!?」
「う、うん・・・。」
「そっかぁ! 真咲はカッコいい!」
「よね!?」
「うん、私もそう思うよ!!」
「優しいし、おもしろいし♪」
「なんで好きではないの?」
「え・・・!? さぁ??」
「まぁいいや! ありがとう。」
「約束してたからさ☆」
正直、失恋した後の「恋バナ」ってイヤだったのに、楽しかった!
それに真咲は、私もすごくいいと思う!
優斗がいなかったら好きだったかもしれない。
でも、振られてもまだ1番なんだと分かった。