大吉男と大凶女
時の悪戯
‐1‐
「んーっ」
と、大きく唸りながら体を伸ばして、ベッドから起き上がったのは大体九時頃だった。
卒業式の準備、卒業式で土日が潰れたので、今日と明日、つまり月曜日と火曜日が振替休日となった。
まぁどうせ来週には春休みに入るのだが……
結局昨日は、結綺が作り過ぎたお粥を、歩美さんだけでなく、俺と結綺でも食い潰した。
歩美さんはその後にまた少し眠って、次に起きたのは夜の七時頃。
その頃にはうっすらと顔色もよくなっていた。とは言っても、まだ熱はあったみたいだったが……。
で、とりあえず、歩美さんは帰ろうとしたのだが……。
結綺が、また倒れるといけないから、とかなんちゃら言い出して、ほぼ強制的に歩美さんを俺におぶらせた。
百メートルも無い距離を俺は歩美さんをおぶり、家まで送り届けた。
歩美さんのお母さんからの夕飯の誘いを丁寧に断り、家へと帰り、自分の部屋に直行し、ベットに身を預けた。
その後起きたのは九時過ぎで……少し遅い夕飯を一人で食べた。ちなみに両親はこの時居間でテレビを見ながら笑っていた。
と、大きく唸りながら体を伸ばして、ベッドから起き上がったのは大体九時頃だった。
卒業式の準備、卒業式で土日が潰れたので、今日と明日、つまり月曜日と火曜日が振替休日となった。
まぁどうせ来週には春休みに入るのだが……
結局昨日は、結綺が作り過ぎたお粥を、歩美さんだけでなく、俺と結綺でも食い潰した。
歩美さんはその後にまた少し眠って、次に起きたのは夜の七時頃。
その頃にはうっすらと顔色もよくなっていた。とは言っても、まだ熱はあったみたいだったが……。
で、とりあえず、歩美さんは帰ろうとしたのだが……。
結綺が、また倒れるといけないから、とかなんちゃら言い出して、ほぼ強制的に歩美さんを俺におぶらせた。
百メートルも無い距離を俺は歩美さんをおぶり、家まで送り届けた。
歩美さんのお母さんからの夕飯の誘いを丁寧に断り、家へと帰り、自分の部屋に直行し、ベットに身を預けた。
その後起きたのは九時過ぎで……少し遅い夕飯を一人で食べた。ちなみに両親はこの時居間でテレビを見ながら笑っていた。