優しい時間


「こんな広い家に1人って
寂しいよね??


さっき聖ママも
寂しがりやさんって
言ってたし。


「流嘉、
俺の心配より
自分の心配したら??」


「え??」

なんで??

「親父家いないし。
俺一人っ子だし。」


どういう意味…??


「何がいいたいの??」


聖は

だからぁ…

と言いながら
私に近づいてくる。


「今家には
俺と流嘉の2人だけ♪」


へ…??

一瞬固まる。

「だよねー」

私は
ぎこちない笑顔を作る。


「やらしいこと
何でもできるよ♪」


悪魔が笑ってる…。


「昼間の続きしよっか♪」


そう言ってキスをする。

「んっ…ひじ…」


口の中を
聖の舌がゆっくりなぞる。


溶けてしまいそうな
甘いキス。


そのまま
ひょいっと抱きあげられ、
ベッドに寝かされる。


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