華麗なる反抗期
それは、先輩の生徒手帳。

「お前より俺の方がずっといいと思うぞ?」

そういって、羽夢は生徒手帳から大量の『紙』を取り出した。

そして、バラまいた。

「な、なにこれ……」

わたしがその一枚を拾って見ると、

「!!」

それは、幼い少女の画像。
よく見ると、他の『紙』も幼い少女が写っている。

その中に、わたしの写真もたくさんある。

「せ、先輩……」

こ、これは……。

「な? 『ロリコンさん』?」

羽夢は先輩にそういった。

「あああ、あああ……」

先輩はただそう嘆くばかりだった。




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