華麗なる反抗期
何納得しちゃってんのわたし!
てゆーか中3の男子ってそんなとこしか見てないの!?

でもこのまま何も収穫ナシで引き下がれない!
すべては輝かしい未来のため!

「でも」

ポツリ、と羽夢がつぶやく。

「ん?」
「俺の好きなタイプは巨乳じゃないから」
「そ、そうなの?」

見るには見るくせに?

「教えてやろうか?」
「お?」

やけに素直だなー……。
上から目線なのが気になるけど。

「よ、よろしく!」

そういうと羽夢はわたしのほうを見る。

「俺の好きなタイプは……」
「は?」
< 18 / 135 >

この作品をシェア

pagetop