華麗なる反抗期
「おっはよーうさー!」
「おはよウナギ~」
「? どうしちゃったのうさ」
「いや、流行に乗ってみただけなの。気にしないで」
注意:今のは決して作者の意図的ではありません。ただ書きたかったとかそんな不純な理由ではありません本当に!
「で? うさは先輩に告るの?」
「ううん。告んない」
「えー。なんでー?」
「だって……なんのメリットもないし……」
そういうとさやかはため息をついた。
「うさはそういうとこ奥手だよねー。うん、まぁそれもうさのいいとこだけどね!」
「……なんで?」
「なんか青春って感じだしー?」
「なにそれ?」
と、さやかの意味わからん発言に付き合わされているうちに学校についた。
「じゃ、またあっとでー」
「うん、じゃあね」
さやかと別れて教室へと歩みを進める。
もう秋だし、さすがに学校も歩きなれた。
……多分目つぶってでも教室行けるかな?