苦しみの(涙)



「龍樹ー!!どこだー!!」


とりあえず大声出して辺りを捜索中だが…



「どこいったんだ?」



依然として姿が見られない。


いつまでたっても俺は捜す身だなと内心苦笑しながら、

まんざらでもないと思う自分がいる。




他のやつに見つけられるぐらいなら、俺が見つけてやる!





無駄であり訳のわからない闘争心を燃やす龍轍だった。





< 130 / 152 >

この作品をシェア

pagetop