また会うためには。
給食が終わってつまらなくなったのか、麻樹と唯奈が屋上にきた。英語も午前中だったしな。

「今日の八宝菜美味しすぎた!」

唯奈は給食について語り、麻樹は、

「今日も舞ちゃん可愛かった〜もうなんかぎゅーってしたいから!かなり!」

……とまあ、こんな感じだ。
どんだけ舞ちゃん好きなんだって感じ。


それを、ちゃんと聞いてやってるあたしと、携帯をいじってる良哉。
まじ良哉みやがんなし……。まあ唯奈は可愛いから良いけど、麻樹はただエロいだけのハゲだからな。


「てか2人は何してたのー?」

唯奈があたしのとなりに座ってそう聞いてきた。
何?何って言われても特に何も……何もしてない気がする。


「ちゅーしてた」

「はっ!?」

いきなり声出したから変な声が出た。

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