薬指~未来への誓い~
とりあえず、智哉を落ち着かせて…
と言うより、落ち着かなくちゃいけなかったのはきっと私の方なんだけど…。




智哉からの白昼夢のような告白は、一先ずそこで終わりに出来た。





私たちはまだ時間があったからCDショップに行ったり、ウィンドウショッピングしたり、2人で何気なく時間を潰した。



そんな中、本当に落ち着かないのは私の方…。



一緒に歩いてても変に緊張するし、やっと映画の上演が始まって観てても、映画の内容なんてサッパリ頭の中に入らないし…。



自分で自分自身になんでこんなにテンパっちゃってるのか呆れちゃうくらい。






でも!!!私は悪くないんだからね!!!!


変な事を言い出した智哉が悪いんだから!!!!!!!




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