薬指~未来への誓い~
『大丈夫っ!!!まだいたの~!?』
ドアを開けたら…目の前に立ってた真吾の顔に当たっちゃった!!!
『…もぅ、だいひょうふ??』
鼻を押さえて話てるから、なに喋ってんのよ(笑)
『うん♪』
一応ね……
『あ…』
真吾、鼻血!!!!!
私そんなに力いっぱいドア開けてないもん~!!!!!!
『はい、ティッシュ!!!!』
『あいがと。』
ソファーに座って、鼻拭いて…
『倖知ぃ??』
私の方向くから…
『ブッ!!!!!アハハハハ!!!!!!』
笑っちゃったよ!!!
だって、鼻に丸めたティッシュ詰めてさ、涙目なんだもん!!!初めて見た、こんな真吾!!!!!(笑)
『笑うなよなぁ~』
あ、真吾が拗ねちゃった。。
『ごめんごめん~。でも…プッ』
我ながら…私ヒドい…
『じゃあ、見んな』
私の頭を押さえて、真吾は自分の肩に乗せた。
真吾の匂いがする…
一緒のシャンプーや、洗剤使ってるのにな…。
私…
やっぱり…
どうしても…
“ココ”がいい…
“真吾”じゃなきゃヤダ……