薬指~未来への誓い~
『どうぞ…??』
『ありがと』
由樹の部屋は、私の二歳年上とは思えないくらい私の部屋とは違って大人びていた。
モノトーンな家具に差し色の赤。
机にはパソコンと、きれいに整頓された本。
部屋全体が、フワッとイイ香り。
『いきなり来てごめんなさい』
『そんな…全然平気』
もちろん、予想はしてたけど…
重~い空気。
でも!!
めげないもん!!
『あのさ…、ごめんなさい。私、由樹さんにヒドい事言ったよね…』
私の謝罪に由樹は驚いた顔をして言う。
『そんな!!私が…あんな事したからだもん!!倖知さんが怒るのなんて当然じゃん!!』
自分を、卑下するつもりもないけど…
確かに、由樹の行動には振り回されたと思う…。
『どうして、真吾なの??』
『え??』
『どうしてあんな行動になっちゃうまで、真吾のどういうトコが好きだったの??』
『ありがと』
由樹の部屋は、私の二歳年上とは思えないくらい私の部屋とは違って大人びていた。
モノトーンな家具に差し色の赤。
机にはパソコンと、きれいに整頓された本。
部屋全体が、フワッとイイ香り。
『いきなり来てごめんなさい』
『そんな…全然平気』
もちろん、予想はしてたけど…
重~い空気。
でも!!
めげないもん!!
『あのさ…、ごめんなさい。私、由樹さんにヒドい事言ったよね…』
私の謝罪に由樹は驚いた顔をして言う。
『そんな!!私が…あんな事したからだもん!!倖知さんが怒るのなんて当然じゃん!!』
自分を、卑下するつもりもないけど…
確かに、由樹の行動には振り回されたと思う…。
『どうして、真吾なの??』
『え??』
『どうしてあんな行動になっちゃうまで、真吾のどういうトコが好きだったの??』