薬指~未来への誓い~
由樹の本心を聞けた事で…
っていうか…
由樹が真吾に未練はないと言ってた事で
少し安心した。
私と由樹は同じ人を好きになった。
そして同じ過ちをしてたことが呆れちゃうくらいおかしい。
『私ね…由樹さんなんて居なくなればいいのにっ!!!って思ってたんだよ』
『はい…』
『女って怖いよね~(笑)なのに今は、由樹さんの気持ち少しだけ分かるもん』
『……』
『少しだけねっ(笑)』
私が笑ってみせたら、由樹も少しだけ微笑んだ。
『私もね…、つい最近まで一年間も浮気してたんだよ』
『え…??』
今度は私が白状する番!!