薬指~未来への誓い~

由樹の本心を聞けた事で…


っていうか…

由樹が真吾に未練はないと言ってた事で
少し安心した。




私と由樹は同じ人を好きになった。



そして同じ過ちをしてたことが呆れちゃうくらいおかしい。


『私ね…由樹さんなんて居なくなればいいのにっ!!!って思ってたんだよ』


『はい…』


『女って怖いよね~(笑)なのに今は、由樹さんの気持ち少しだけ分かるもん』


『……』


『少しだけねっ(笑)』



私が笑ってみせたら、由樹も少しだけ微笑んだ。




『私もね…、つい最近まで一年間も浮気してたんだよ』


『え…??』



今度は私が白状する番!!
< 161 / 235 >

この作品をシェア

pagetop