薬指~未来への誓い~
『離して…くれないの??』
『離さん。しばらく顔も見れん…』
伝わってくる真吾の体温が熱い…。
もしかして、
いま顔真っ赤でしょ??
あぁ………
私、今…
幸せで…
幸せで。。。
真吾との“未来”を夢見たいと想ってしまう……。
もう二度と夢などみないと思ったあの時を
今でも鮮明に覚えてるの…。
だからこそ、今の幸せな想いが…
怖い。
ねぇ、真吾??
あなたには見えてるのかな??
私たちの未来が…。
あなたの隣に、私はいますか??
笑っていますか??