薬指~未来への誓い~
『真吾~??』

『なに??』

『もうそろそろ離して??』

『離れたいんだ…?』



あのですねぇっ!!!

真吾が帰ってきて抱きしめられてからもう小一時間が経とうとしてるんですけど!!



キッチンでなにしてんのさっ!!



しかもっ



『夜ゴハンどうすんのよ~!!』


ハンバーグは食べれなかったでしょう!?

他になんか何もまだ作ってないもんっ。

作る予定だったマカロニサラダだって…まだマカロニすら茹でてないんだからっ。


お腹へったよぉぉ~。。



『なんか食べに行くか♪』


やっと離れて…
視線を合わせれた時、真吾は優しく…ちょっと照れ笑いっぽく微笑んでくれた。

『真吾のおごりね☆』

『ラーメンか牛丼??』

『焼き肉かお寿司っ♪』

『げっ』



あ…、真吾の眉間にシワ。





ねぇ、真吾??
いつか…いつかね、

私たちがシワくちゃなおじいちゃん&おばあちゃんになっても…、また私たちはこんな会話してるのかな…??

その時は、ラーメンか牛丼食べに行こう。


ちゃんと胃薬持ってさ(笑)

もちろん、真吾のおごりでね☆☆
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