薬指~未来への誓い~
私の幼なじみの彩(あや)は私の異変に気付いているっぽくて
『どうした?』
と、声をかけてきた。
『彩♪ん??なんもないよ。大丈夫♪』
そう…大丈夫。
彩に言ってるのに、本当は自分に言い聞かせてるんだ。
『倖知、おめでとう♪』
『ありがと、彩♪』
彩とは、家が近所で親同士が仲が良かったという事もあって、幼稚園の頃からずっと一緒にいたね。
お互いの初恋も知ってるし、失恋も知ってるもん。
いつも一緒に笑ったし、いつも一緒に泣いたね。
彩の存在が心強かったんだなんて面と向かってなんか恥ずかしくて言えないけど、きっと言葉にしなくても分かってるよね。
私も彩の心に少しは力添え出来てたらいいな。
まだ私が真吾と付き合い出した頃、由樹から復縁を求められてる真吾を信じられずにケンカになった時、私の愚痴から不安まで一番に相談したのも彩だった。
『どうした?』
と、声をかけてきた。
『彩♪ん??なんもないよ。大丈夫♪』
そう…大丈夫。
彩に言ってるのに、本当は自分に言い聞かせてるんだ。
『倖知、おめでとう♪』
『ありがと、彩♪』
彩とは、家が近所で親同士が仲が良かったという事もあって、幼稚園の頃からずっと一緒にいたね。
お互いの初恋も知ってるし、失恋も知ってるもん。
いつも一緒に笑ったし、いつも一緒に泣いたね。
彩の存在が心強かったんだなんて面と向かってなんか恥ずかしくて言えないけど、きっと言葉にしなくても分かってるよね。
私も彩の心に少しは力添え出来てたらいいな。
まだ私が真吾と付き合い出した頃、由樹から復縁を求められてる真吾を信じられずにケンカになった時、私の愚痴から不安まで一番に相談したのも彩だった。