薬指~未来への誓い~
私は、何があったのか…
幸せだった挙式の事、由樹が来た事、真吾と由樹の過去の事、私が両親に謝った事……
全部全部を彩に話した。
途中でまた泣けてきちゃってうまく話せなかったけど、
彩は最後まで頷きながら聞いてくれた。
話終わった私に彩は…
『そっか…。でも倖知は最後まで笑ってたよね。頑張ったね』
ニコッと笑って私の頭をポンポンッと軽く撫でてくれた。
これじゃ本当にお母さんに甘えてる子供だ…。
『真吾クンは私が連絡するまでどこかで時間潰してるって。どうする?』
『…まだ、会いたくない』
『そっか…。じゃあ、連絡してくるから、ちょっと待っててね』
彩が携帯片手に外へ出て行こうとしたから…
『帰っちゃやだ!!』
子供のようにすがりついた。
彩は少し驚いた顔をして振り向いて、またニコッて笑う。
幸せだった挙式の事、由樹が来た事、真吾と由樹の過去の事、私が両親に謝った事……
全部全部を彩に話した。
途中でまた泣けてきちゃってうまく話せなかったけど、
彩は最後まで頷きながら聞いてくれた。
話終わった私に彩は…
『そっか…。でも倖知は最後まで笑ってたよね。頑張ったね』
ニコッと笑って私の頭をポンポンッと軽く撫でてくれた。
これじゃ本当にお母さんに甘えてる子供だ…。
『真吾クンは私が連絡するまでどこかで時間潰してるって。どうする?』
『…まだ、会いたくない』
『そっか…。じゃあ、連絡してくるから、ちょっと待っててね』
彩が携帯片手に外へ出て行こうとしたから…
『帰っちゃやだ!!』
子供のようにすがりついた。
彩は少し驚いた顔をして振り向いて、またニコッて笑う。