薬指~未来への誓い~
キーンコーンカーンコーン……♪♪
チャイムだ♪
3時間目が終わり、私は黒板を消している先生の所へ行った。
『先生~。彩、カバン忘れてっちゃったから、帰りに私届けに行くね~』
何気なくそう言ったら、先生は…
『職員室に一緒に来な』
少し真剣な顔つきで小声で私に話しかけた。
この時、彩になにかあったんだ……と、嫌な予感が心を走った。
足早に職員室に入り、椅子に座ると先生は私に話始めた。
『成瀬(私の旧姓)は、片桐の家と仲がいいんだよな??』
『うん。幼なじみだもん。彩とは幼稚園の頃から一緒なんだよ。……彩になにがあったの???』
『片桐のお父さんが亡くなった…』
『―――えっ……』
時間が止まったように私は固まった…。
信じられない…。
彩のお父さんには私も娘のように可愛がってもらってる…。
一緒に遊んだ…一緒に旅行も行った…悪い事をしたら真剣に怒ってくれた…。
私も大好きな彩のお父さん…。
どうして…いきなりどうして??
チャイムだ♪
3時間目が終わり、私は黒板を消している先生の所へ行った。
『先生~。彩、カバン忘れてっちゃったから、帰りに私届けに行くね~』
何気なくそう言ったら、先生は…
『職員室に一緒に来な』
少し真剣な顔つきで小声で私に話しかけた。
この時、彩になにかあったんだ……と、嫌な予感が心を走った。
足早に職員室に入り、椅子に座ると先生は私に話始めた。
『成瀬(私の旧姓)は、片桐の家と仲がいいんだよな??』
『うん。幼なじみだもん。彩とは幼稚園の頃から一緒なんだよ。……彩になにがあったの???』
『片桐のお父さんが亡くなった…』
『―――えっ……』
時間が止まったように私は固まった…。
信じられない…。
彩のお父さんには私も娘のように可愛がってもらってる…。
一緒に遊んだ…一緒に旅行も行った…悪い事をしたら真剣に怒ってくれた…。
私も大好きな彩のお父さん…。
どうして…いきなりどうして??