薬指~未来への誓い~
私はパッと目を見開き思い出す…
『彩っ!!!!!』
いつも強がって、私にも弱音なんてたまにしか言わないけど
私知ってるもん!!!
本当は私より泣き虫で私より甘えん坊で私より寂しがりな彩を
私が1番知ってるもん!!!
絶対に彩は今、不安で…悲しくて…苦しくて…寂しくて…泣いてる!!!
私が呆然としてる場合じゃない!!!
彩のとこ行かなきゃ!!!
行かなきゃっ!!!!
『成瀬…???』
『せんせ…?私、早退する…』
『はっ?』
いきなり早退を申し出る私に、あっけにとられる先生。
『彩のとこ行かなきゃ!!!』
『おい!!成瀬待て!!!』
勢いよく職員室を飛び出した私に先生が叫ぶ。
『説教なら明日聞きます!!!!』
そう、説教くらいなら後でいくらでも聞くよ!!!!
今は…彩の事しか考えられない!!!
私は教室に戻ることもなく、職員室から飛び出し下駄箱に行き、靴を履き替え全力で走った。
………おじさん!!!!
………彩っ!!!!!
『彩っ!!!!!』
いつも強がって、私にも弱音なんてたまにしか言わないけど
私知ってるもん!!!
本当は私より泣き虫で私より甘えん坊で私より寂しがりな彩を
私が1番知ってるもん!!!
絶対に彩は今、不安で…悲しくて…苦しくて…寂しくて…泣いてる!!!
私が呆然としてる場合じゃない!!!
彩のとこ行かなきゃ!!!
行かなきゃっ!!!!
『成瀬…???』
『せんせ…?私、早退する…』
『はっ?』
いきなり早退を申し出る私に、あっけにとられる先生。
『彩のとこ行かなきゃ!!!』
『おい!!成瀬待て!!!』
勢いよく職員室を飛び出した私に先生が叫ぶ。
『説教なら明日聞きます!!!!』
そう、説教くらいなら後でいくらでも聞くよ!!!!
今は…彩の事しか考えられない!!!
私は教室に戻ることもなく、職員室から飛び出し下駄箱に行き、靴を履き替え全力で走った。
………おじさん!!!!
………彩っ!!!!!