薬指~未来への誓い~
何言ってんのか途中で自分自身ワケわからなくなってきちゃったけど、必死だった!!





そしたら…クスッて彩が笑ったんだ……。




『姉妹だったら…どっちが“お姉さん”で“妹”なの??』

『えっ????』

『えっ、じゃないでしょ~。倖知が私の姉妹になるって言ったんじゃん』

『もちろん!!えっと…えっと、うちら同い年だし、双子??でも似てないし…。っていうか、そんな問題じゃないか??』



またワケわからない私に、彩はクスクス笑ってたから…


『彩っ!!!私真剣なんだけど!!!』



彩が笑ってる事に私まで笑えてきて、ついムキになっちゃった。



『うん…うん。分かってるよ。…ありがとう、倖知』




あ………
彩が、ありがとうって言ってくれた…。


『意味分かんなくてゴメン…』



ホント、ごめん。。


『私こそ、倖知にあたっちゃってたね…ごめん』

『気にしなくていい!!私にはなんでも言って!!彩のぜ~んぶ言って!!!ほら、姉妹じゃん!?遠慮する事ないじゃん???』


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