薬指~未来への誓い~
『えっ??どこまでが本当で、どこからが演技なの!?』
もぉ、私の頭ん中はゴチャゴチャで意味わかんないっ!!!
『倖知が寝てから彩ちゃんに呼ばれて~……』
部屋に入ってきた真吾を彩は真っ先にひっぱたいた。
それから…私が寝たふりをしていた時に聞いた話を二人で話をした。
要するに…、私が聞いた二人の会話は、
私に聞かせる為だけに彩が仕組んだ回想演技。
『夜中にさ、ずーっと彩ちゃんは俺の事を怒って泣きながら倖知との事を話してた…。もちろん、俺が全部悪いんだけど…。倖知の大好きな友達まで、俺が泣かせちゃった…ごめん。。』
彩……。
私の為にずっと泣いてたの??
『俺さ、倖知の事が大切だって思ってるのは、世界中の誰よりも俺だ!!って今まで自信あったんだけどさ…、彩ちゃんには負けてるっぽい』
真吾が真顔でそんな事をしみじみ話すから…
『当たり前じゃん!!!彩と私の仲を嘗(な)めたら痛い目見るよ!!』
『もう、みた…』
そう言って左頬をプクッと膨らませる真吾が、さっきまで彩に甘えてた私みたいで笑っちゃった。
もぉ、私の頭ん中はゴチャゴチャで意味わかんないっ!!!
『倖知が寝てから彩ちゃんに呼ばれて~……』
部屋に入ってきた真吾を彩は真っ先にひっぱたいた。
それから…私が寝たふりをしていた時に聞いた話を二人で話をした。
要するに…、私が聞いた二人の会話は、
私に聞かせる為だけに彩が仕組んだ回想演技。
『夜中にさ、ずーっと彩ちゃんは俺の事を怒って泣きながら倖知との事を話してた…。もちろん、俺が全部悪いんだけど…。倖知の大好きな友達まで、俺が泣かせちゃった…ごめん。。』
彩……。
私の為にずっと泣いてたの??
『俺さ、倖知の事が大切だって思ってるのは、世界中の誰よりも俺だ!!って今まで自信あったんだけどさ…、彩ちゃんには負けてるっぽい』
真吾が真顔でそんな事をしみじみ話すから…
『当たり前じゃん!!!彩と私の仲を嘗(な)めたら痛い目見るよ!!』
『もう、みた…』
そう言って左頬をプクッと膨らませる真吾が、さっきまで彩に甘えてた私みたいで笑っちゃった。