宝物 〜幸せな日々〜
車の中で、果林はまだ、ふてくされていた。
俺は、なんとなく果林と話す気にはなれなかった。
心のどこかで…、果林のせいで…などと思ってしまっていた…。
車から、窓越しに、空を見た。
雲など、ほとんどなく、吸い込まれそうな程の青い空だった。
…美樹と、2度目にあったのも、こんなにいい天気の日だった。
一生、忘れないって、あの日に思ったんだ。
俺は、なんとなく果林と話す気にはなれなかった。
心のどこかで…、果林のせいで…などと思ってしまっていた…。
車から、窓越しに、空を見た。
雲など、ほとんどなく、吸い込まれそうな程の青い空だった。
…美樹と、2度目にあったのも、こんなにいい天気の日だった。
一生、忘れないって、あの日に思ったんだ。