ぷりむら
すると、彩可がコソコソと、
「うち、あの一番右の子苦手
咲樹てゆんだケド
れんの彼女なんだって、」

その咲樹と呼ばれる女は
凄く美しい人だった。

「あれ?新しい友達?」
魁多がよってきた。


「あっ、きょう転校してきた
稲森です。」

「よろしく!俺、魁多っ」

「稲森さん、宜しくね。
咲樹って言います。」

そう寄ってきた咲樹の
笑顔がやけに懐かしく感じた。



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