狼少女と王子様



私はあの男が憎い・・・

憎くて堪らない・・・



凛はそんな私を親友として接してくれる

こんな醜い私を・・・



凄く感謝してる


そんな事を思っていると

凛が不思議そうに見ていた



「どうかした?」


「ん? 何でもないよ」



素直じゃない私は


感謝してるって事を口に出せないので

とぼけてみる




凛はその事を知っているので


「そう。」


っと言ってニッコリ笑った




そうこうしている中に学校の門まで来ていた



そして悲劇は突然に・・・・・・・




私達が通う水城高校は

四階建ての綺麗な学校



体育館と経堂

図書室は校舎とは別々になっていて


しかも広い・・。



この学校は一階が職員室


二階から三年

二年

一年となっている。


< 4 / 100 >

この作品をシェア

pagetop