狼少女と王子様
私はあの男が憎い・・・
憎くて堪らない・・・
凛はそんな私を親友として接してくれる
こんな醜い私を・・・
凄く感謝してる
そんな事を思っていると
凛が不思議そうに見ていた
「どうかした?」
「ん? 何でもないよ」
素直じゃない私は
感謝してるって事を口に出せないので
とぼけてみる
凛はその事を知っているので
「そう。」
っと言ってニッコリ笑った
そうこうしている中に学校の門まで来ていた
そして悲劇は突然に・・・・・・・
私達が通う水城高校は
四階建ての綺麗な学校
体育館と経堂
図書室は校舎とは別々になっていて
しかも広い・・。
この学校は一階が職員室
二階から三年
二年
一年となっている。