幼なじみに恋をする。
「ねぇ」
私の横の男が発した言葉。
それは多分…
「莉南ちゃん??だっけ…」
私だ。
「そう…ですけど。」
顔だけ彼の方に向けると、私はびっくりしてしまった。
成宮玲音ほどではないけど、整った顔立ちだった。
綺麗だなー…
「俺、棚田陽介っていうんだけど…えっと…仲良くしてね!」
「は…はい。」
この顔でニコニコされるものだから、私はなんともいえない気持ちになった。
カッコイイ人はなにをしてもカッコイイってわけだ。