幼なじみに恋をする。
私はなるべく自分の存在感をなくして、不良の集っているなかに入った。
大丈夫。大丈夫。
もうすぐ出られ……………
「あ、可愛い子はっけーん」
なかった。
ガシッと腕をつかまれ、恐る恐る振り向くと、いかにもな不良がいた。
「な、なんですか…」
「かわいーいー怖がってる!」
いやいやいやいや。
本当に怖いから。
「俺らと遊ばない?!」
「いま、忙しいので」
「ちょっとだけだから!」
本当にしつこい。