幼なじみに恋をする。



私が渡り廊下に行くと、1年2組の坂本が目を泳がせていた。



「えっと…なんでしょうか。」

「あ…あの…っ……」



めっちゃテンパってるらしい。


「好きです!入学したときからずっと見てました!!付き合ってください!!!」



…先程からいっている呼び出しとは告白のこと。





「あの、彼氏とか作る気ないのでごめんなさい。」




私はそう言って教室を目指した。


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