不確かなカタチ


そしてシャブに、また手をだそうとしてた時だった。



突然、元カレと両親が部屋に乗り込んできた。

アタシはパニックになった。


ひどい罵声も浴びせた…と思う。


アタシの記憶、所々ないから…。



何歩も歩けないくらいの貧血なのに、支えてくれたね。
行きたいとこに連れてってくれたね。



あんなにまで尽くしてくれたのに、今思い返してみると、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになるよ…。


海から、前の携帯にシークレットモードでメールが保存されてた。
アタシは読んで泣いたよ…。





‘愛してる。守り切れなくてごめん’





元カレにも、海は電話してたみたいだね…。


海月を守り切れるのか




ごめんね。
アタシの中の人格が、苦しめたよね?
アタシが1番苦しめたよね?


ごめんね。
ありがとう。
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