Blood smell 2
『二人が決めた事なら
愛し合っているのなら私たちは祝福しよう。
しかし
これから待っているのは
幸福ばかりではない…。
本家…皇族にこの事が知れれば
間違えなく…命に危険が及ぶ。
それでも
二人はこの道を選ぶんだね?』
修二のお父様から言われた言葉
『命に危険が及ぶ』
脅しなどではなく
それは
この席必ず訪れる未来
それでも
私たちは一緒になる道を選んだ
後悔はしていない
「冴?
授業終わったよ?」
急に加奈に覗きこまれて
私は現実に戻った
「どうしたの?
ボーっとして…具合悪い?」
「あ、ううん。
違う、ちょっと寝そうだった。」
「うわぁー
氷室の授業で寝ようだなんて
勇気あるね。尊敬だわ。」
「ははは…。」
こんな事誰にも相談できないし
いえば
その人にも危険が及ぶ
大丈夫…
きっと
気のせいだよ…ね?
愛し合っているのなら私たちは祝福しよう。
しかし
これから待っているのは
幸福ばかりではない…。
本家…皇族にこの事が知れれば
間違えなく…命に危険が及ぶ。
それでも
二人はこの道を選ぶんだね?』
修二のお父様から言われた言葉
『命に危険が及ぶ』
脅しなどではなく
それは
この席必ず訪れる未来
それでも
私たちは一緒になる道を選んだ
後悔はしていない
「冴?
授業終わったよ?」
急に加奈に覗きこまれて
私は現実に戻った
「どうしたの?
ボーっとして…具合悪い?」
「あ、ううん。
違う、ちょっと寝そうだった。」
「うわぁー
氷室の授業で寝ようだなんて
勇気あるね。尊敬だわ。」
「ははは…。」
こんな事誰にも相談できないし
いえば
その人にも危険が及ぶ
大丈夫…
きっと
気のせいだよ…ね?