ペットの約束
謎の美少年
昨日雨が降っていたせいか、足元にはいくつかの水たまり。
それをまたぎながら「♪」がでてきそうな勢いで歩いていると、十路地にさしかかる。
「ばッ!!」
「どぅえぇあわぁぁあばば!!?」
横から突然出てきた女の子に、私はびっくりしすぎてまたまた意味不明な言葉を発する。だがその子をよく見ると…
「なんだ、紫音か…。あーびっくりした。」
この子は滝沢紫音。
中学からの付き合いなんですッ!!
私と同じで、今日からこの潤須川学園に入学する。
そいでもって、私の親友ちゃん。
「一緒に行こ?」
「もち!!」
くりくりのまんまるうるうるおめめ。
肩の上で切りそろえた栗色の髪。
そしてピンクのほっぺ!!
背は私と同じくらいなのに、容姿は全然違うわ…。トホホ。
いいなぁ。私もこんな容姿だったらモテただろうになぁ。
実際紫音は、中学の時、軽く30人には告られていた。
全部パスしてたけどね…。
モテる奴の余裕ってヤツ?いいねぇ…。
私なんか告られたことなんてないし。ってか異性と付き合った事なんて一度もないよ?フフフ。
20分ほど歩くと、学園が見えてくる。
「見て見て!!うっわぁぁぁ…すごいね!!」
「うん…!!」
そこには、本当に学校かい!!みたいなくらい大きい学校があった。
おまけに広ッ…。広すぎる。キレイだし!!
ここで今日から私の生活が始まるんだ…。
ドキドキするッ!!!!わひょーい↑↑
そんな事を思っていながら、校門をくぐる。
玄関までの道のりに、天使の彫刻のアンティーク風の噴水がある。
「すごいわ…。」
足元にある水たまりをよながら半ば放心状態で歩いていると、誰かとぶつかってしまった。
「ッッ…。」
ドジっぽい私は、すぐに尻もちをついた。
私の座っているところは水たまりはあまりないが、スカートが少し濡れてしまった。
「痛たたた…。」
お尻をさすりながら前を見ると、潤須川学園指定のズボン。ぶつかった相手は男の人かな…?
「あ、すいませ…」
上を見上げた私の時間が止まった。
これが、アイツとの出会いだった――――。
それをまたぎながら「♪」がでてきそうな勢いで歩いていると、十路地にさしかかる。
「ばッ!!」
「どぅえぇあわぁぁあばば!!?」
横から突然出てきた女の子に、私はびっくりしすぎてまたまた意味不明な言葉を発する。だがその子をよく見ると…
「なんだ、紫音か…。あーびっくりした。」
この子は滝沢紫音。
中学からの付き合いなんですッ!!
私と同じで、今日からこの潤須川学園に入学する。
そいでもって、私の親友ちゃん。
「一緒に行こ?」
「もち!!」
くりくりのまんまるうるうるおめめ。
肩の上で切りそろえた栗色の髪。
そしてピンクのほっぺ!!
背は私と同じくらいなのに、容姿は全然違うわ…。トホホ。
いいなぁ。私もこんな容姿だったらモテただろうになぁ。
実際紫音は、中学の時、軽く30人には告られていた。
全部パスしてたけどね…。
モテる奴の余裕ってヤツ?いいねぇ…。
私なんか告られたことなんてないし。ってか異性と付き合った事なんて一度もないよ?フフフ。
20分ほど歩くと、学園が見えてくる。
「見て見て!!うっわぁぁぁ…すごいね!!」
「うん…!!」
そこには、本当に学校かい!!みたいなくらい大きい学校があった。
おまけに広ッ…。広すぎる。キレイだし!!
ここで今日から私の生活が始まるんだ…。
ドキドキするッ!!!!わひょーい↑↑
そんな事を思っていながら、校門をくぐる。
玄関までの道のりに、天使の彫刻のアンティーク風の噴水がある。
「すごいわ…。」
足元にある水たまりをよながら半ば放心状態で歩いていると、誰かとぶつかってしまった。
「ッッ…。」
ドジっぽい私は、すぐに尻もちをついた。
私の座っているところは水たまりはあまりないが、スカートが少し濡れてしまった。
「痛たたた…。」
お尻をさすりながら前を見ると、潤須川学園指定のズボン。ぶつかった相手は男の人かな…?
「あ、すいませ…」
上を見上げた私の時間が止まった。
これが、アイツとの出会いだった――――。