マイ・シュガーランド
3
ん~~~
まぶしい・・
何時だろう…
朝ゴハン作らなくちゃ・・・
「おはよ―」
「―――?!」
「まだ6時30分。
早くてゴメンね。」
「・・・夢…」
「現実。シャワー、浴びておいで。
出掛けるから。」
・・・・・
夢じゃ、ないんだ。
あのままソファで寝てしまったみたい。
柔らかい毛布が2枚、かけられていた。
「も、もしかして?!」
バッと毛布をめくり、自分の身体を確かめる。
「・・なにも、されてない。」
ひと安心。
その行動をキッチンから見ていたツゲさんが、笑いながら
「大丈夫だから。」
と、言った。