初恋は幼なじみ





「杏香、アタシは先に帰ってるね」


「えっ、柚ちゃん?」



俺は柚奈に杏香への気持ちは言ってない



「秋都君行くわよ!!」


秋都まで連れてってくれたし


マジ、気が利くな



ちゃんと謝ろう…
さっきのはどう考えても俺が悪い。




「タ、タカ君…どうかしたの…?」


杏香は俺と目も合わそうとしない



「…さっきは悪かった…」



「え…?」



「お前に当たったりして悪かった…」



「タカ君…」



「なんだよ、その顔…まるで俺が初めて謝ったみたいな顔すんな…//」



まぁ、滅多に謝ることなんかしないけどな


「ご、ごめん…だって、タカ君が謝るなんて珍しいから…」



「俺だってな謝ることくらい出来んだよ!」



たくっ…人を馬鹿にしてんのか…?

いや、まぁ俺馬鹿だけど…
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