届かぬ想い。届かぬ声
「でも、辛くない??」

「うん。すごい辛い」
すごい、言葉では言い表せないくらい辛い

「でも、大丈夫」

「空亞、辛かったら言ってね??」

「うん。」




外から・・・


「空亞ー・・・」

「ん???」
「ちょっといい??」

なんの話だろう

「もう、陸斗から聞いたかもだけど私・・・」

「つきあってるんでしょ??」

「知ってるよ」

「うん」

やばい。涙腺が・・・

もう泣きそうだよ。

この場からいなくなりたい

「空亞??」
亜美の声だ・・・


「ごめん、莉那!!亜美が呼んでるからもう行くね」


と言ってその場から逃げた


「空亞、泣きなよ」

「え??」

「目がうるうるしてるよ」

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