秋月紀行




女子高生が一人。
不気味な喫茶店のドアの前にいた。


喫茶店の名前は
『愛欄努』。


…カラン、カラン。


喫茶店のドアを開けると、レトロな鐘の音がなる。


(今日こそ、入らなくっちゃ。)

その女子高生は、恐る恐る店の中に入っていった。



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